
変形は軽いものの、気管虚脱があるロン。
前回のレントゲン検査から1年近く経つので、気管の変形状態を確認の為、動物病院受診。
現在は、発作のひどい時だけ咳止めシロップで対処している。昼間は比較的、落ち着いているものの、夜中や明け方はカッカッ、ガッガッという特徴的な咳が続く。
レントゲンの所見は、大きな狭窄はないものの、喉付近が前回に比べやや狭くなっているらしい。
(肥満傾向がある子だと心臓付近の気管まで狭くなるとか)
心音チェックで軽く雑音があったために、引き続き、エコー検査。年齢相応に弁の動きが悪くなっているとのこと。これが進むと心臓弁膜症に至る。今まで、心臓は太鼓判を押されていただけにちょっとショック。
ちなみに、老犬にはありがちな心肥大はなし。その他の脾臓、腎臓などの内臓は非常に綺麗だと安心材料もあり。
心雑音もごく軽度で、弁の動きも「14才だとこれでもいい状態」だとのことで、治療開始のタイミングは微妙だけど、ロンの場合、先の通り、気管虚脱による咳が心臓への負担にもなるので、用心のために心臓の内服薬を試してみる。処方していただく内服薬は、気管拡張の効能も若干含まれるので、合わせて咳の状態も観察。
お散歩も普通にしてよいとの事で、普段の生活スタイルに変更はなし。
飼い主二人は、脚力の弱さ(ヨボヨボ感)で老化を感じてしまっているが、検査の際、診察台の上で獣医さんを蹴っ飛ばしそうになり、先生曰く「蹴る力もシッカリしてます」とヘンな褒め方をしてくれた(苦笑)
帰りは、枝垂れ梅が見頃だとのニュースを聞いていたので南立石公園(別府市)に立ち寄る。

見頃の枝垂れ梅と、ロン(14才)

初めての公園で楽しそうなロン




以下、覚書。
<本日の治療費>
再診料 \500
レントゲン検査費 \3000
エコー検査費 \2000
咳止めシロップ \900
内服薬(咳止め)15日分 \450
内服薬(心臓)30日分 \4500
消費税 \570
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合計 ¥11,920